部活動(6) どうしても勝ちたい
(From HIDE・教員OB)
HIDEの卓球部は、市内5中学の内いつも2位か3位でした。教員チーム優勝者が顧問の南中学校には、どうしても勝てません。
・ある年、技倆のある部員が3人そろいました。
(団体戦は、個人・個人・ダブルス・個人・個人で、ダブルスは、重複可)
・3人を特訓すれば、南中学校に勝てます。
・そのときばかりは、朝練で汗臭くなるのもかまわず、早朝6:30頃からHIDEもラケットを持ちました。
優勝したときの感動は今も忘れません。(地区大会はやぶれ県大会には出られなかった)
・補欠も、応援部員も肩を抱き合って喜びました。
・夜、部員の保護者から飲み会へのご招待もありました。
今、冷静に当時を振り返ってみると、どこか異常だったような気がします。
・数学担当でしたので、「少なくとも下位30%の生徒については、必ず個人カルテを作る」という誓いも、そのときはおろそかにしていました。
・6:00前には必ず家を出ましたので、家内は5:30起きです。
・宿直の先生を6:20にはたたき起こしました。(宿直:若い先生はお分かりか)
・家庭生活にも、学校生活にもかなりの無理や手抜きがあっただろうと、思い出しても冷や汗がでます。
でも、そのときはどうしても勝ちたかったのです。
部活動(5) 授業前の部活動は、サービス前行か?
「朝練(授業前の部活動)は、サービス前行でしょうか?」*前行=勤務時間前の行事
(造語)
・日本の先生方ほど、勤務時間を無視してがんばる方々はいないのではないでしょうか。(それも優秀な熱血漢ほど)
・これはとてもありがたいことですが、「ほしがりません勝つまでは」とがんばって、国を疲弊させた過去のことを思い出してなりません。(お若い方は意味が分からないか)
・ネバーギブアップでがんばればいいというものではありません。
人間の生体には限度があります。(過労死というほどでなくとも)
それはともかくとして、
・朝練を済ませての身繕い、
・教室(校内)の見回り(子どもの様子の観察)、
・職員朝礼(先生方の打ち合わせ)、
・朝の学級の時間等を経て、一時間目の授業です。
今現職時代を振り返ってみますとよくまあこなしてきたものだと我ながら感心しています。
(きっとどこかに手抜きがあったのでしょう)
部活動(4) 汗臭いTシャツ(体操服)
現職の頃、朝練(授業前の部活動)を終えて、そのまま汗臭いTシャツで数学の授業を受けている子どもたちを見ると、不快を感じるというだけではなく、とても可愛そうな気がしました。(HIDEは、卓球部の顧問で、朝練は自分は汗をかかず、口先だけで指導してました。特に夏場は)
・もちろん、シャワーを浴びて着替えるなどというゆとりは、当時の日本の中学校にはありませんでした。(時間的にも設備的にも)
・紳士・淑女を育てることを目的とする中学校として、いかがなものかといつも頭の片隅を離れませんでした。
(慣れというものは恐ろしいもので、子どもたちが、登校から下校まで、薄汚れたTシャツで過ごしていても余り苦にはなりませんでしたけど)
諸外国、特に学校教育を大事にしていいる国(フィンランドなど)
はいかがでしょうかねえ。
朝の読書、朝の第一時間目の授業などは、清潔ですがすがしい気持
ちで始めさせてやることはできないでしょうか。
部活動(3) 罰として運動場を3周
くだんのA君の母から、「小学校のとき算数が好きだったのに、中学になったら数学が面白くないと言い、テストの点もふるわないから」と、A君に数学を教えてやってくれと頼まれました。(HIDEは現職のとき数学担当)
・A君は、宿題以外は家でほとんど勉強していないとのこと。
・時間がないので、宿題もやれないことがある。(授業後の部活動があり、帰宅はいつも19:00前後とか、友達との道草もありそう)
・文字式の計算を教えようとしても、なかなか理解できない。
・チェックしてみると、正負の計算がよく理解できていない。
・どうも授業(数学)に集中できていないようです。
・過日も、1時間目の数学に時間に、眠り込んでしまい、罰として部活の時間に運動場を3周走らされたと言っていました。(幸か不幸か野球部の顧問が数学の先生。A君は顧問が嫌いではないようです)
A君には、「朝練に耐えられないようなら、男として情けない。殺されるわけではないからがんばれ」と、言っておきましたが、朝練は、1時間目の授業に集中できなくなるディメリットがあるようです。
野球部だけの問題ではないでしょう。
朝練のあり方について学校全体で十分検討して欲しいものです。
部活動(2) 朝食を食べられない
学校教育(中・高)における部活動は、子どもの健全な成長に大いに寄与します。
気力・体力を養う。 フェアープレー(ルールを守る)精神を培う。 礼儀正しい心を育てる。などなど。
しかし、過ぎたるは及ばざるがごとし。学校教育における部活動のディメリットも問題となっています。
知人の中1の息子A君は、毎朝食事抜きで学校へ出かけるので、母親がとても心配しているそうです。
・野球部に入っており、先輩たちの言いつけで朝練(授業前の部活動)のため、学校へ6:45に集合です。
・学校まで20分かかるので、遅くとも6:25には家を出ます。そのために、5:50には起きなくてはなりません。
・5:50にはなかなか起きられず、どうしても6:00を過ぎてしまいます。
・短時間のうちに身繕いと登校準備をしますので、食事を摂る時間がありません。おにぎりなどを作っておいて無理に食べさせるのですが、登校途中でもどしてしまったことがあるとかで、朝食が摂れません。
・心配して、カロリーメートを摂らせるなどしているようですが。
子どもたちが朝食を摂らないことについては、文部科学省も憂慮しているようです。
A君が朝食を摂らないことについては、本人や家庭に問題があるとは思えません。
野球部だけの問題ではないでしょう。朝練のあり方について学校全体で十分検討して欲しいものです。
部活動(1) 部活動の功罪
学校教育(中・高)における部活動は、子どもの健全な成長に大いに寄与します。
しかし、過ぎたるは及ばざるがごとし。学校教育における部活動のディメリットも問題となっています。
メリットについては、周知の事実ですから多く語る必要はないでしょう。
気力・体力を養う。
フェアープレー(ルールを守る)精神を培う。
礼儀正しい心を育てる。
友情を育む。
人間としての魅力を育成する。
ディメリットを洗い出し、それについての適切な対応を検討し実行することなくしては、部活動を学校教育において、意義あらしめることはできません。
意義あらしめるどころか、「諸悪の根源は部活にあり」というそしりをまぬがれません。
「部活動(2)」以降は、部活動のディメリット(留意すべき点)について、カキコミしたいと思います。
部活動は、子どもの健全育成のため有意義ですが、あり方を間違えると、諸悪の根源と言われるようになる。
(閑話休題)先生の超多忙は子どもの不幸
(自戒を込めてそっと一言)
先生方の超多忙は子どもたちの不幸です。
・授業が分からなくても、一人一人丁寧に指導してもらえません。
・いじめに苦しんでいても、適切に対処してもらえません。
・先生の心がすさんでいては、子どもの心は育ちません。
・先生同士の連携がスムーズに行われません。
・保護者との絆が築かれません。
(沖縄のブー子先生のブログより、ブー子先生wrote)
<超ハードな毎日です。週の後半は頭痛がして、朝起きるのが一苦労です。
体がついていかない・・といって、退職された先生方のことがよくわかるこの頃です。
だけど、これって、しかたのないことなのかなあ・・?
「ブー子さん、ちかごろ全然見かけないから、今日もまたどこかに出張してるのかな?って思ってましたよ」職員室でA先生にいわれました。
毎日、ちゃんと校内にいるのですが、空き時間が全くないし、休み時間も職員室に帰ってこれない状態です。
放課後、やっと職員室に戻っても、今度は他の先生方が勤務時間を過ぎても教室でしごとをしてて帰ってこない。
職場で他の先生方とのつながりがまったく持てない状態です。・・・・・>
HIDEの現職の頃のことを考えてみますと、人ごととは思えません。
先生方が超多忙で日本の教育は、大丈夫でしょうか。文部科学省を始め教育関係者みんなで考えなくてはならない問題ではないでしょうか。
教育研究に際して(3)
=(1)・(2)のつづき=
学ぶことのきらいな者は、ひとの子の師たる資格はない。
⑤ 研究成果が科学となる研究を
・ 研究成果を発表(冊子刊行)して2~3年過ぎると、研究を実施した学校ですら、学校教育活動は元の木阿弥、成果はお蔵入りというのが、多くの学校の実態ではないでしょうか。
・ 研究者(先生)が、「かくやりました。かくかくの成果が出ました」と言っても、子どもと向き合うことを二の次にし、勤務時間を無視して、ネバーギブアップでがんばり抜いた実践では、普通の学校では実行不可能だから、研究成果はやがて雲散霧消してしまうのです。
・ 子どもと向き合うことを二の次にした(主に議論をしたり、パソコンと向き合う)教育研究は、建前の教育研究であり、子どもの目線に立ち、常に子どもと四つに組んだホンネの(むり・むだ・むらのない)教育研究が望まれます。
・ 普通の学校で、普通の先生が実践可能な研究成果でなくては、科学とは言えません。(だれが どこで いつやっても 同じ成果が出るのが科学)
学校現場でも科学となる教育研究をしたいものです。
(閑話休題)今学校は
| (閑話休題) 今 学 校 は 閑話休題は適宜削除されます。 |
学校の先生は本当に忙しい。「授業は仕事全体の三分の一くらい。時間がないから、宿題の○つけや日記の添削、連絡帳の返事書きは給食と並行してやっている人が多い」さらに、「トラブルがらみの生活指導、お知らせづくり、業者への発注、親の心配事相談、テストの作成・採点、校内施設備品の点検整理、畑仕事、そして会議、会議、また会議・・・」(中日新聞社説ー2009/5/18-より) |



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